家出人の捜索願い、警察や探偵に頼む場合の費用ってどれぐらい?
「家出をした家族が帰ってくる気配がない」といった状況は、残された家族を心配にさせるものです。
そういった場合に取るべき手段としては「家出人の捜索」が挙げられますが、それに関しては以下の様な疑問が出てくることもあるのではないでしょうか。
● 「警察に家出人の捜索願を出した場合、費用はどれくらいかかる?」
● 「警察から家出人の捜索ってしてもらえるの?」
● 「探偵から家出人の調査をしてもらう場合の費用の目安が知りたい」
今回は、こうした疑問を解消していただけるような情報を紹介していきます。家出人のことでお悩みの方は是非その情報をお役立てくださいね。
警察に家出人の捜索を依頼する場合の費用やポイント
家出人の捜索というと警察への依頼をまず思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、警察へ依頼する前には以下の情報を予めチェックしておくことをオススメします。
行方不明者届(旧:捜索願)の提出
家出人の捜索を警察へと依頼するには、まず行方不明者届の提出が必要になります。
しかしこの提出は、どなたにでもできることではありません。
届出ができる方は、
● 行方不明者の親権を行う者又は後見人
● 行方不明者の配偶者(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。)その他の親族
● 行方不明者を現に監護する者
● 福祉事務所(社会福祉法(昭和26年法律第45号)に定める福祉に関する事務所をいう。)の職員その他の行方不明者の福祉に関する事務に従事する者
● 上記の者のほか、行方不明者の同居者、雇主その他の当該行方不明者と社会生活において密接な関係を有する者
つまり、「昔親しくしていた知人を探してほしい」「お世話になった恩師を探してほしい」といった場合は、警察にはその捜査を依頼できないということになります。
行方不明者届が受理されても捜査されるとは限らない
警察の捜査対象となる行方不明者は、「特異行方不明者」に該当する者です。
この特異行方不明者には、幼児や認知症の老人といった、自らの意思で行方をくらますことが考えにくい者や、事件に巻き込まれたことで行方がわからなくなっていると判断される者、自殺のおそれがある者などが該当します。
それ以外は民事不介入として、警察は家出人の捜索をしてくれません。
捜査される場合の気になる費用
行方不明者届(旧:捜索願)が受理され、捜査対象となった場合、その費用も気になってくるものです。しかし、警察による捜査は基本的には無料です。
ただ応援要請をしてヘリなどを捜査に使用した場合、その分は実費負担となると言われています。
例えばヘリであれば、1時間の使用で費用は20万円〜(※目安)というように使用料が高く設定されていますので、ヘリを何時間も使うような捜査では請求金額が非常に高額になる可能性があります。
探偵に家出人の捜査を依頼する場合の費用やポイント
上記のように、いくら家出人による問題を抱えていたとしても、その家出人が特異行方不明者に該当しない場合は警察から捜索をしてもらうことが難しくなります。
その場合、探偵への依頼を検討することになりますが、果たしてその際の費用はどれくらいかかるものなのでしょうか?
家出人調査の費用の目安
探偵事務所によって調査費用は大きく変わる可能性があるものの、多くの場合1日あたりの家出人調査費用は10万円を超えます。
1日あたりの調査費用が12〜13万円程度と、10万円台前半に収まればリーズナブルであると言えるのが探偵業界の特徴ですので、探偵に家出人の調査を依頼する場合はどれくらいの金額までなら支払えるのかを予め考えておく必要があります。
例えば1日あたり12万円の費用が発生するとして、その探偵事務所から5日間調査を行ってもらった場合、費用は60万円にものぼることになります。
ただ、家出人について知っていることや調査に役立ちそうなことをすべて話すことによって、探偵側から調査日数の目安が伝えられるはずですから、その段階で支払い金額の目安もつきます。
ですからまずは相談・見積もりの依頼から始めていきましょう。ほとんどの探偵事務所は、相談・見積もりには無料で応じてくれます。
「本当に見つかるの?」という不安
探偵に家出人の調査を依頼する際に、「本当に見つけてくれるの?」という不安が出てくることも当然あるはずです。
そんな不安の解消には、実際にその調査を依頼したお客様の声をチェックするのがオススメです。
今回は、「逢いたい」「TVのチカラ」などへの調査協力でも知られる原一探偵事務所に寄せられたお客様の声の一部を抜粋して紹介いたします。
“茨城県在住 30代 (女性)夫の所在調査のご依頼
先日は本当に有難うございました。
今考えても、もう少し遅れていたらと思うと「ゾッ!」としております。(中略)
今は通院中のカウンセラーの話を笑いながら聞くことができ、私にも話を聞かせてくれます。 今月から会社にも復帰しております。(中略)
身も心もボロボロで生気のない主人の姿を見たのも初めてでしたが、とりあえず「逢えた・・・」という喜びは、口では言い表すことが出来ないくらい感謝しております。
今この生活が家族そろって続けられるのも原一探偵事務所のお蔭だと思っています。(後略)”
こちらの方は警察へも捜索願を出されたのですが、ただ待っているだけではツラいということで原一探偵事務所にも頼ることを決意されたそうです。
結果論ですが、今回はその決断が功を奏したということになります。
“神奈川県在住(女性)40代 娘の家出調査のご依頼
(前略)去年の9月、長い夏休み終わろうとしていた時突然娘からもう帰らないとメールが有り何をどうしたか思い出せない位動揺し、夫と共に相談に伺いました。
娘も大学受験という大事な時期でしたし、ともかくすぐにでも連れ戻さないととはやる気持のみだったと思います。(中略)
すぐ動いて頂いたお陰で状況を知る事が出来、菊池様のおっしゃる通り時間はかかりましたが娘との修復も出来ました。(後略)”
文中に出てくる菊地様というのは、原一探偵事務所に在籍する菊地調査員のことで、その菊地さんは娘さんの家出問題に際していろいろと助言をしてくれたそうです。
こうした助言も、家出問題で揺れるお母様としてはとてもありがたかったはずです。
さて今回は、家出人の捜索を依頼した場合の費用などについて情報をお届けしてきました。
何か参考にしていただけるような情報をお届けできていれば幸いです。
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